ガラスコーティングもメンテナンス必須!自分でできる方法も解説
仙台市にあるコーティングと洗車のプロショップ、MONSTER WASH(モンスターウォッシュ)です。
車の外観を美しく保つガラスコーティングは、傷や汚れから車を守る優れた方法です。メンテナンスにかかる労力は、未施工より遥かに少ないですが、メンテナンスが不要になるわけではありません。今回は、ガラスコーティング施工後のメンテナンスについて説明します。
目次
メンテナンスが必要な理由
ガラスコーティングは、種類によって差はあるものの一度施工すれば3~5年ほど塗装面を保護します。しかし、まったくのメンテナンスフリーというわけではありません。定期的なメンテナンスをすることで、コーティングの寿命を伸ばすことができます。
メンテナンスをするメリット
- しっかり撥水、疎水の効果が保たれる
- 洗車で落ちない汚れ(スケール汚れや水垢等)が固着せず、ツヤ感や防汚性能が維持される
メンテナンスを怠った場合の問題点
- 撥水、疎水性能が落ちる(撥水、疎水を阻害する汚れが固着する)
- 汚れの固着によりツヤ感の低下
- 磨きを入れないと除去できない汚れ(スケール汚れ)が溜まってくる
これらの理由からメンテナンスは必須作業となります。
メンテナンスは果たして自分でできるのでしょうか?
メンテナンスは自分でできる?
コーティング後の普段のお手入れは、基本的に水洗いすれば問題なく汚れが落ちます。汚れの付着具合に応じて、適切なお手入れの方法を選択してください。
自分でメンテナンスをやりたい方向けに、簡単にメンテンナンスの方法を紹介いたします。
あまり汚れていない、通常の汚れ
コーティングは汚れを弾くため、水洗いで簡単に汚れが落ちます。あまり汚れていない場合は、水洗いのみで問題ありません。
汚れが気になる場合は、以下の手順で洗車しましょう。
- まず全体を水で予洗いして表面の汚れを落とします。表面の汚れを水で流さないでスポンジで洗ってしまうと、異物を引きずってボディに傷がついてしまうことがあります。予洗いは必ず行いましょう。
- 次に、カーシャンプーを泡立てて柔らかいスポンジやムートンで洗車していきます。
- 汚れを落とし落としたあとは、水で濡らし固く絞ったマイクロファイバークロスで拭き上げます。繊維が粗いタオルで拭き上げてしまうと、水分や布の繊維が残ってしまうときがありますので、水分の拭き上げにはマイクロファイバークロスをおすすめします。
イオンデポジットが付着している
コーティング施工後に、酸性雨や水道水のミネラル成分が原因のイオンデポジットが付着してしまうことがあります。この白い斑点のようなシミを放置すると、塗装面にダメージを与えるようになりますのでできる限り除去することをおすすめします。
イオンデポジットは以下の手順で落とせます。
- まず通常通り洗車を行います。
- その後、塗装面が乾いた状態でスケール除去剤を塗り込みます。1度で落ちないガンコなイオンデポジットは2, 3回と除去作業を繰り返してください。
- それでも取れない場合は、磨き作業を行うことでしか除去できません。
- 作業が終わったらすぐに水拭きでスケール除去剤を落とし乾拭きで仕上げてください。※水で洗い流した方がより安全です。スケール除去剤が残留したままですと、塗装面に悪影響を及ぼしますのでしっかりと拭き上げまたは水で流しましょう。
水を弾く力が低下している
表面にミネラル汚れが多く付着している状態だと、撥水効果が大幅に低下します。もしそうなってしまっても、コーティング表面の状態を整えることで撥水効果を復活させることができます。
洗車を終えたボディに再び水をかけて濡れた状態にして、ミネラルオフを塗布します。その後ミネラル汚れを除去するように軽くこすり固く絞ったマイクロファイバータオルでミネラルオフと水滴が残らないように拭き上げてください。
メンテナンスの頻度
コーティングを施したあとは、年単位でメンテナンスが必要となります。このメンテナンスまでの期間は施工したコーティングのグレードによって異なりますが、おおよそ1年おきにメンテナンスを行うことが推奨されています。
メニューによって異なるメンテナンス
ガラスコーティング後に推奨される定期メンテナンスはコーティングメニューによって異なります。
以下は当店で取り扱うコーティングはキーパーコーティング、G‘ZOXのメンテナンス例です。
ダイヤモンドキーパー・Wダイヤモンドキーパーの場合
メンテナンス方法は2種類あります。
- Aメンテナンス:クリーナーで汚れとレジン被膜を落とし新たにレジン被膜を形成
- Bメンテナンス:クリーナーで汚れとレジン被膜を落としガラス被膜を補強したうえでレジン被膜を形成
これら2つにあわせ、状態に応じてオプション作業(スケール除去、鉄粉除去等)を施します。
>ダイヤモンドキーパーを詳しく見る
>Wダイヤモンドキーパーを詳しく見る
エコダイヤ・EXキーパーの場合
クリーナーで汚れを落とし被膜を補強、状態に応じてオプション作業(スケール除去、鉄粉除去等)を施します。
>ECOプラスダイヤモンドキーパーを詳しく見る
>EXキーパーを詳しく見る
G’ZOXの場合
G’ZOXのメンテナンスは状態に応じてメンテナンス内容をご提案します。
- 日常のお手入れが良く状態が良い場合は、クリーナーで汚れを除去し撥水・疎水を復活させるのみ
- 被膜が傷んでいる場合は、クリーナーで汚れを除去し被膜を補強
- 被膜の傷みが激しい、クリーナーで落とせないスケール汚れ等が付着している場合は軽く磨いた後被膜を補強
これらの判断には非常に高い専門知識が求められます。コーティング車のメンテナンスは必ずプロにご依頼ください。
メンテナンスの注意点
日頃から気にかけて洗車やミネラルオフされている車は、お店にコーティングのメンテナンスをお願いしたときに、撥水被膜の取り替えのみの比較的簡単な施工で対応することが可能になります。
一方で、全く洗車をしていなかったり、濃色車であったりすると撥水被膜の入れ替えとガラス皮膜を補強するメンテナンスが必要になる場合もあります。
ガラスコーティングの寿命を長く、また効果を最大限にするため、日常的に洗車を行ってください。
洗車頻度はどのくらい?
コーティングを施した車の洗車頻度は、保管方法やボディの色によって異なります。
保管場所\ボディの色 | ホワイト・淡い色 | ブラック・濃い色 |
---|---|---|
屋外駐車 | 2週間に1回 | 1週間に1回 |
屋内駐車 | 1か月に1回 | 2週間に1回 |
青空駐車の場合、雨水やホコリが付きやすいため、ホワイト系の淡い色の車は2週間に1回の洗車頻度、ブラック系の濃い色の車は1週間に1回の頻度を目安として洗車しましょう。
また、屋内駐車の場合は太陽光や雨水を防ぐことができますので、淡い色の車は月に1回、濃い色の車は2週間に1回の頻度を目安に洗車してください。車のボディの色が濃いと、水垢やホコリなどの汚れが目立ちやすくなります。そのため、淡い色の車と比較すると洗車する頻度は多いほうが良いでしょう。
あくまでも目安なので、淡い色の車も汚れが目立つタイミングで洗車することをオススメします。
関連記事:青空駐車による車体の劣化原因と対策 最適な洗車頻度は?
洗車時に気を付けることは?
コーティングを施した車は、汚れがつきにくくなり、もし汚れがついてしまっても容易に落とすことができます。なので、普段の洗車では水洗いのみで十分にキレイになります。
もし油汚れ・虫の死骸・鳥のフンなどのガンコな汚れがついてしまった場合は、カーシャンプーを用いて洗車します。その場合、カーシャンプーはコーティング剤やコンパウンドが入っていないものを使用してください。
コーティングのメンテナンスはプロにお任せ
当店の完全屋内の施工スペースにてキーパーコーティング・G’ZOXどちらのコーティングのメンテナンスも天候に関わらず施工できます。
品質を担保するために完全予約制にて承っておりますので、当店に直接電話いただくか、もしくは24時間受付中のWEB予約にてお問い合わせください。