青空駐車による車体の劣化原因と対策 最適な洗車頻度は?
コーティングと洗車のプロショップ、MONSTER WASH(モンスターウォッシュ)です。
青空駐車とは一般に、路上を車庫代わりに使用して長時間駐車することを指します。青空駐車は、他の車両への妨害や交通事故の原因になるため、車庫法で禁止されています。
今回は車庫法で禁止されている「青空駐車」ではなく、屋根のない駐車場を利用している方々の「青空駐車」について、屋根付きの車庫に比べて車両にダメージはないのか?プロおすすめの対策方法を解説します。
目次
青空駐車での紫外線や雨による影響
屋根のない駐車場に車を保管する青空駐車は、つねに車体が外にさらされるため、車の受けるダメージが大きいです。主な原因を解説します。
ボディが劣化する主な原因
車両のボディにダメージを与える要素は主に以下があります。
- ・紫外線、日差し
- ・温度の変化
- ・ホコリや砂などの汚れ、雨や湿気
屋根付きの車庫で保管する場合と異なり、青空駐車では車が直射日光に当たり続けるため、紫外線の影響を大きく受けます。
直射日光を浴びると塗装面にダメージが及び、白っぽい見た目になります。また、温度変化によるダメージも与えられ続けることになります。
紫外線によるヘッドライトレンズの劣化
ヘッドライトレンズは一般的にポリカーボネート樹脂素材が使われています。ポリカーボネートは衝撃に強いメリットがありますが、一方で紫外線に弱く傷が付きやすいデメリットがあります。ヘッドライトレンズのくすみや黄ばみは紫外線のダメージによるものです。
また、ヘッドライトの保護には紫外線や走行中の細かな埃、小石などからも守ってくれる「ヘッドライトプロテクションフィルム」がおすすめです。
ホコリや砂の汚れ
ホコリや砂などの汚れは、付着するタイミングでは塗装面にダメージを与えません。汚れが付着した状態でボディに力が加わるとダメージを受けるので、汚れが付いた状態でボディを乾拭きするのは避けるようにしましょう。
ボディの雨染み・水染み(イオンデポジット/ウォータースポット)
雨が上がったあとや洗車をした後、ボディにウロコが生えたような見た目になることがあります。これはイオンデポジット、ウォータースポットと呼ばれています。雨や水道水に含まれているミネラル(カルキ・塩素・カルシウムなど)が固まることで雨染み・水染みの原因となります。
青空駐車による塗装・ボディ劣化への対策
外で車を保管することが原因で与えられることとなるダメージはどのように防げばよいでしょうか?
まず考えられるのが、屋根付きの車庫に車を保管することです。しかし、屋根付きの車庫は契約金額が青空駐車よりも大幅に高かったり、居住地の近くになかったりと簡単には変えられないこともあります。
何か対策できることはないでしょうか?青空駐車のまま劣化を防ぐ方法を解説します。
青空駐車での主なボディ劣化対策、メンテナンス方法
青空駐車をしていても、車両の劣化を防ぎたい・キレイに保ちたいと考えている方には以下の三点の対策がおすすめです。
- ・ボディカバーをかけて保管する
- ・定期的な洗車、カーシャンプーを行う
- ・ガラスコーティングを施す
ボディカバーをかけて保管する
車の使用頻度が低い場合はボディカバーを使用することで、車体へのダメージを大幅に減らせます。ボディカバーをかけておけば、日差しを避ける事ができ、紫外線や温度変化による影響が小さくなります。
ボディカバーは防水性の高いものよりも、水分を含むことができる不織布性のカバーがおすすめです。不織布製だと、水分の影響を受けてしまうように思えますが、雨が止めばカバーが乾燥しますので、問題ありません。防水性の高いボディカバーはその防水性の高さがゆえに湿気をカバー内部に溜めてしまうことにより、塗装のないエンジンルームのサビの原因となります。
また、ボディカバーの着脱時や、風による振動でボディに細かいキズがつくことがありますが、これはカバーを使用する以上、避けられないデメリットとなります。
ボディカバーを使用する際は、風の影響を抑えるためにしっかりと固定しましょう。
車体に合わせた洗車頻度
仙台のような雨や雪の降りやすい地域では、それらのせいでボディに汚れが付着しやすいです。青空駐車は屋根付きの車庫と比べて洗車やカーシャンプーが重要となり、その頻度も増えます。
ボディにコーティングを施しておくと、汚れの付着を十分に防げるので、事前にコーティングすることを推奨します。
また、コーティングされたボディは汚れが付着しにくいため洗車回数を減らすことができます。
青空駐車する車両はコーティングをした場合、洗車は2週間に1回、コーティングしていない場合は1週間に1回がおすすめです。
ただし、炎天下での洗車はなるべく避けましょう。拭き上げる前に表面の水が蒸発してしまうと、水道水に含まれるミネラル分が塗装に固着してしまい、水染みの原因となります。
青空駐車をするなら疎水・親水コーティングが効果的
青空駐車の劣化対策には、ガラスコーティングが効果的です。
ガラスコーティングはボディ表面に無機質のコーティングを施すので、紫外線や熱が塗装面に届きづらく、その結果劣化しづらくなります。
また、撥水製の高いコーティングは、ボディに水がかかると水滴状になります。この水滴がレンズ効果で日光を集めて、塗装が焼けてしまうことがあります。その為、青空駐車の場合は水が水滴状にならず、広がるように流れる疎水性/親水性のコーティングが最適です。
コーティングを行うなら?
費用はかかりますがコーティングはプロに依頼するのが一番です。1年耐久~5年耐久とさまざまなグレードがありますが、日々の洗車をしっかりしていればコーティングの効果が十分に持続します。また、日常における洗車作業もコーティングしていない場合と比べてずっと簡単になります。
加えて、コーティングを行うことでボディへのダメージを減らすだけでなく、見た目を美しく保つ効果もあります。
当店が提供するG’ZOX 「ハイモース コート ザ・グロウ」、「リアルガラスコート class H」はボディに水が残りにくい強靭な疎水被膜を形成します。これには雨染みの発生を防ぐ役割もありますので、青空駐車の車に施すコーティングとしてピッタリです。
G’ZOX 「ハイモース コート ザ・グロウ」、「リアルガラスコート class H」でのコーティングをご希望の方は、当店に直接電話いただくか、もしくは24時間受付中のWEB予約にてお問い合わせください。
モンスターウォッシュは屋内施工で質が違う!
コーティングは施工する環境が重要です。
作業中に砂埃や雨がかかってしまうと、コーティングの効果を最大限に発揮することができません。
その点、モンスターウォッシュは屋内ガレージで洗車からコーティングまで行うので、高い質でのコーティングを提供できます。また、品質維持のため完全予約制をとっており、1台1台に丁寧に向き合っています。
仙台でコーティングをお考えの方は、是非当店にお任せください。