車のラッピング(ラミネート)とコーティングの違いとは?傷や劣化の防止におすすめの方法
コーティングと洗車のプロショップ、MONSTER WASH(モンスターウォッシュ)です。
車の表面に施工し、新車時のボディを保つ方法には「コーティング」や「ラッピング」があります。見た目を美しくできるのはもちろん、ボディの寿命も伸びるため、車を愛する人にとっては押さえておきたいスタイルアップの手法です。
今回は、コーティングとラッピングの違いやメリットについてお話します。
目次
車のコーティングとは?
車のコーティングとは、車のボディ表面にコーティング剤を塗布して「被膜」を形成し、紫外線やチリ・ホコリ、花粉などの汚れから守る方法です。コーティング剤によるツヤ感も生まれ、車の見た目も美しくなるのが特徴です。
自分で手軽にコーティングを行う方法もありますが、プロにコーティングを依頼すると、分厚いガラス被膜を構成してもらえるので、新車時の車のツヤやボディの状態を長く維持できます。もちろん経年車であっても、研磨や丁寧な下地処理によりまるで新車のような輝きを取り戻すことができます。
車のラッピングとは
車のラッピングとは、車の塗装面にフィルムを貼り付け、見た目をガラッと変える方法です。ラミネート加工のようなツヤ感が出ます。また、塗装なくても車をドレスアップでき、見た目が美しくなります。ボディのカラーを変えたり、宣伝用のメッセージをプリントすることもできます。
カーラッピングにも複数の種類があり、車の全体に施す「フルラッピング」、ボンネットやルーフなどの一部だけに貼り付ける「パーツラッピング」、キャラクターを全面にデザインする「デザインラッピング」などがあります。
カーラッピングに使うのは、特殊な接着剤を使ったフィルムです。キレイにした塗装面にムラなく貼り付け、圧着して加熱(ヒートガンなどを使います)することでピッタリと貼り付けられます。
カーラッピングの特徴
コーティングはあくまでその車そのものの美しさを高めるための施工方法ですが、カーラッピングは車の雰囲気を大きく変えることができます。ボディのカラーを変えたり、企業のロゴや連絡先をプリントしたり、自分の好きなキャラクターをアピールすることも可能です。金属の質感など、塗装やコーティングでは表現できにくいデザインも可能で、こだわりの車に乗りたい方や営業車にはピッタリの方法です。
ペイント塗装などで車の見た目を変えてしまうと、簡単には元の状態に戻したりデザイン変更はできませんが、フィルムを貼るだけで完了するカーラッピングであれば、必要なときにニーズに合わせたデザインに変更できます。
また、クリア塗装が剥がれてしまった車でも、ラッピングすることで表面を保護できるのも強みです。
プロテクションフィルムとラミネートフィルム
ボディに貼り付けるフィルムですが、大きく分けると2種類あります。純正のボディ色を美しく守るためのプロテクションフィルムと、カラーやキャラクターデザインをプリントしたガラを守るためにその上に貼るラミネートフィルムです。
いずれの場合も、ラッピングを剥がしてしまえばもとの下地のボディ色に簡単に戻すことができるので、手軽に施工できるというのも魅力ですね。
車のコーティングとラッピングを耐久性から比較
コーティングもラッピングも、ボディの表面に被膜やフィルムで膜を作ることで、ボディを美しく輝かせ、汚れや紫外線から守る方法です。では、それぞれの耐久性はどうか比較してみましょう。
コーティングの耐久性は1ヶ月程度のものから5年のものまで
端的に言ってしまうと、コーティングの耐久性はピンからキリまであります。
自分で施工する手軽なタイプのコーティング(洗車後にボディにスプレーし、拭き上げと同時に全面に塗布する)であれば、洗車の度の施工が必要。ですので、実際の耐久性は1~3ヶ月です。
一方、プロのコーティング業者でコーティングした場合は、高密度のガラスコーティングを施工することが多く、1年~5年と飛躍的に耐久性が伸びます。例えば、当店のキーパーコーティングのなかでも「ダイヤモンドキーパー」を施工いただくと、日頃の洗車のみのメンテナンスで施工時のツヤや輝きを3年キープすることができます。
キーパーコーティングは硬度が高いので、洗車機なども使用でき、日頃の手入れがかなり楽になるのも特徴です。紫外線も反射するため、高いUVカット効果も期待できます。
カーラッピングの耐久は3年が多い
一方のカーラッピングは、通常使用の場合は3年程度の耐久性を謳っている場合が多いです。しっかり圧着することてボディを色あせや汚れから防ぐことができます。ただ、フィルムは薄いので、傷にはあまり強くありません。洗車機などは使わず、丁寧に手洗いすることが必要です。
また、使用環境によっては色あせなどのダメージが早く現れ、見た目が劣化してしまう可能性もあります。デザイン性の高いカーラッピングの場合、色あせは見た目が悪くなってしまうので、3年より早く交換時期がやってきます。
カーラッピングの状態をより長持ちさせたいのであれば、カーラッピングの上にコーテイングをして保護する方法もあります。厚みのあるコーティングをラッピング上に施工すれば、輝きをプラスできるだけでなく、紫外線や石飛の小キズからもボディ表面のラッピングを守ることができます。
ラッピングやコーティングでボディを美しく維持しよう
ラッピングもコーティングも、車を愛する人にとってはおすすめの手法です。ボディ表面を美しく保つことで車に対する愛着もますます湧きますし、将来の査定額にも大きくプラスになります。ガラスコーティングを施工すれば、日頃のお手入れもかなり楽になります。
当店は仙台のみなさまに高品質なガラスコーティングをご提供しています。ラッピングした車の施工なども丁寧に相談に乗ります。経年車であっても、鉄粉取りや研磨、下地処理などを行った上で新車のような状態に仕上げることが可能です。
車を輝かせたい方、より気持ちよく車に乗りたい方は、何でも気軽にご相談ください!