カーコーティングをした車を洗車する頻度は？コーティングのプロが教えるメンテナンス法

コーティングと洗車のプロショップ、MONSTER WASH(モンスターウォッシュ)です。
当社で行っているガラスコーティングは、耐久期間が1年～と長いのが特徴です。

コーティングをした車は汚れにくくなるので、洗車など日頃のメンテナンスはかなり楽になります。しかし、全く洗車をしなくていいというわけではありません。

では、コーティングをした車の洗車頻度のおすすめはどれくらいか？コーティングの専門業者の立場から、コーティング車の洗車回数についてお話します。

コーティング車におすすめの洗車頻度は？

コーティングをした車は、汚れがつきにくくなりますし、もし汚れても落としやすくなるというメリットがあります。だからといって、洗車は回数を減らしていいかというと、決してそういうわけではありません。コーティングをしていない車と比べても、洗車頻度はほとんど同じくらいが望ましい、というのが私の意見です。

ではどのくらいの洗車頻度かというと、よくタイミングとして一般的に言われるのは「一ヶ月に１回」です。最低でもこの位の頻度で洗車しておけば、コーティングの劣化も防げ、コーティングの効果もより長持ちさせることができます。

また、汚れの付き具合によっては、適宜その都度洗車することがメンテナンスのためにも大切です（詳しくは後述します）。

車のカラー別のおすすめ洗車頻度

最低でも１ヶ月に１回というのがおすすめですが、車の色によっても汚れの付きやすさ（目立ちやすさ）が変わるので、注意が必要です。

濃い色のボディの方が車に汚れがこびりつきやすいので、理想的な洗車頻度が上がります。なぜなら、濃い色のボディー＝表面温度が上がりやすいからです。濃い色の車であれば、月２回位は洗車するほうがコーティングのダメージが減ると思います。

駐車場所で変わる洗車頻度

また、屋内の駐車場やカーポートに駐車しているか、それとも平置きの駐車場に青空駐車しているかによっても、理想的な洗車頻度は違ってきます。

屋内の駐車場であれば悪天候のときに乗車しない限りあまり汚れずにすみます。青空駐車の場合は、車に乗っているかどうかに関わらずボディーはさまざまな影響を受けます。例えば雨の中に含まれる塵やホコリ、花粉や黄砂、鉄粉、鳥の糞、虫の死骸などあらゆる汚れが付きます。いくらコーティングをしていても、これらの汚れがついたままだとコーティングの表面が劣化していき、水弾きや防汚効果が落ちてしまいます。

特に色が濃い車の方が汚れが目立ちやすいので、青空駐車の黒い車などはできれば毎週洗車できるのが理想的。淡い色の車でも、２週間に１回位洗車できるといいですね。

コーティング車でも洗車が必要な理由

コーティングをすることで、車のボディそのものには汚れが付きませんが、コーティングの表面についた汚れがコーティングを劣化させてしまいます。せっかく車を汚れから守るだけでなく、車を輝かせる効果が期待できるコーティングなのに、表面がくすんでしまってはもったいありません。

コーティングが劣化すると、見た目も悪くなりますし、耐久期間も短くなります。当店のクリスタルキーパーであれば耐久期間１年と謳っていますが、それより短い期間で汚れがつきやすくなったり、落ちにくくなったりしてしまいます。結果的にコーティングの再施工までの期間が短くなるので、コストパフォーマンスも下がってしまいます。

なにより、いつもきれいな車に乗り続けるためにも、適切な洗車をしましょう。

場合別！コーティング車を洗車すべきタイミング

基本的なおすすめ洗車頻度は上記でお伝えしましたが、それ以外にも場合によって急いで洗車したほうがいいケースがあります。

雨が降る前

基本的に洗車は「雨が降ったあと」と思われるかもしれません。もちろん、雨が降ったあと（特に台風の後など）は雨の中に含まれる汚れがついてしまうので洗車の大切なタイミングです。

しかしお仕事の都合などで雨の後に洗車が難しいケースもあるかと思います。もし、車が汚れている状態で雨予報があれば、あえて雨が降る前に軽く洗車しておくことをおすすめします。車についた汚れと雨が混ざると、シミになって汚くなってしまうので、特に濃い色の車の方は覚えておいていただきたいポイントです。

花粉や黄砂がひどかったあと

花粉や黄砂がたくさん舞う時期は、いつも異常にこまめな洗車が重要です。花粉も黄砂も天気予報などである程度予測してくれるので、参考にしてください。ボディがザラザラとして、もし雨と混ざるとシミとなり汚れが目立ってしまいます。

鳥の糞や虫の死骸がついたとき

鳥の糞や虫の死骸に気づいたら、その部分だけでもいいので気づいたタイミングでキレイにしましょう。特に鳥の糞は衛生面でも心配ですし、酸性の成分がダメージを与えてしまう可能性があります。簡単に拭き取れるシートなどもあるので、車中に常備しておくのがおすすめです！

また、自然豊かな道や山あいを走る高速道路等を走ると、バンパーに虫の死骸がたくさんこびりつくことがあります。虫の汚れもこびりつきやすいですし、コーティングやボディを劣化させてしまうので、早めに落としましょう。ちなみに私は、高速道路で遠出をしたらその帰りや翌日にできる限り洗車するのを目標にしています。コイン洗車機でガソリン補給ついでにキレイにするのもおすすめですよ。

コーティング車を洗車する方法

コーティング車も洗車頻度が少なくていいわけではないので、「コーティングをしても手入れが面倒なのは変わらないな」と思われるかもしれません。しかし、コーティングをしている＝汚れを落としやすくしているということ。つまり、洗車回数は同じですが、洗車にかかる手間は半分以下と言えます。思っていたより楽にきれいになりますし、コーティングをしている分普通の洗車でも輝きが蘇るので、達成感も味わえます。


コーティング施工車の洗車方法については、以下の記事でもご紹介しています。
＞カーコーティングした後の洗車方法や頻度は？正しいメンテナンスで輝きを保つコツをプロが伝授！

基本は水洗いでOK！

ひどい汚れでなければ、基本的に水洗いで十分に綺麗になります。汚れが気になる部分があれば、その部分をカーシャンプー＆スポンジで優しく洗ってあげましょう。水だけで洗い上がるので、環境にも優しいですし、節水にもなります。

コーティングに傷がつくのを防ぐためにも、ブラシでゴシゴシこする…という洗車方法はあまりおすすめできません。

コーティング車に洗車機を使える？

手軽に洗車する方法である「コイン洗車機」ですが、コーティング車にはNGというイメージがありませんか？実は、コイン洗車期OKなコーティングもあるんです。それが、当社でも施工しているクリスタルキーパーやダイヤモンドキーパー。ガラスコーティングの硬度が高いので、機械洗車をしても表面が傷んだり、傷がついたり、撥水性能が落ちることはありません。

ですので、しっかりガラスコーティングをした上で、日頃のメンテナンスは給油ついでのコイン洗車…という使い方にすると、メンテナンスの手間を最小限にできるかなと思います。

コーティング車の洗車におすすめの道具

コーティング車の洗車は、基本的に通常の洗車と使う道具や方法は同じです。水洗いだけで良ければ、ホースと拭き上げクロスだけでもOKです。

拭き上げクロスは、マイクロファイバーのものを使うと簡単に水滴を拭き取れますし、コーティングも傷つかないので安心ですよ。

車のコーティング・洗車・メンテナンスはお任せください！

コーティングの効果を高めるために定期的に行っていただきたい洗車。硬度の高いガラスコーティングであれば、より汚れや傷に強くなるので、洗車機も使え、洗車の手間も楽になります。

なにより、コーティング車特有の光沢感を楽しむためにも、汚れが気になったら、あるいは汚れが気になる前に洗車する習慣をつけていただきたいです。自宅での水洗い洗車やコイン洗車でもOKです。それも大変という方は、当社に洗車をお任せください。洗車だけであれば30分程度で完了しますので（車の大きさにもよります）、自分でやるよりも時短です。

適切な頻度で洗車を行い、気持ち良いカーライフを送りましょう。


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