車のコーティングは必要?カーコーティングの効果と、寿命を伸ばすメンテナンスの秘訣
コーティングと洗車のプロショップ、MONSTER WASH(モンスターウォッシュ)です。
当社ではポリマーコーティングやガラスコーティングを提供していますが、コーティングを検討されている方には、「本当にコーティングは効果があるのか?」と悩まれている方が多いです。
今は手軽にコーティングができるスプレーなども販売されているので、洗車のついでに誰でも気軽にコーティングをすることができます。また、コーティング専門店の数も増えているので、高品質なカーコーティングも(費用はかかりますが)気軽に使えるようになりました。
とはいえ、本当にコーティングには効果があるのか、半信半疑のお気持ちも分かります。そこでここでは、コーティングを施工している業者の視点で、コーティングは本当に効果があるのか?について追求していこうと思います。
目次
コーティングで得られる5つの効果
車をコーティングすることで、どのような効果が得られるのでしょうか。
ここでは、当社でも施工している「ガラスコーティング」を施工したときの効果を想定して、そのメリットを5つご紹介します。
「被膜」を作り汚れや小さい傷を防ぐ
車をガラスコーティングすると、ボディの表面に「被膜」と呼ばれる層が形成されます。汚れや小さい傷はこの「被膜」が受け止めてくれるので、ボディそのものには汚れも傷も付きません。これが「犠牲被膜」と呼ばれる考え方です。
コーティングをしていない車の表面は、目には見えない小さい傷や凹みがついています。その凹み部分に細かな汚れが入り込んでしまいます。その結果、ボディはくすんで見え、汚れを落とすにもしっかりかき出す必要があります。専用のシャンプーやブラシ等を使ってこすらないとなかなか汚れが落ちないな、と感じるのには、こういった背景があります。
コーティングで皮膜を作ることで、その凸凹がなくなるので、表面についた汚れもすぐに落ちるというわけです。
また、ガラスコーティングは車の表面に硬度の高いガラス膜を貼るので、ちょっとした傷からも守ることができます。もし傷ついても、コーティングを再施工すれば元通り。小キズが増えるとボディがくすんで見えてしまいますが、その原因を取り除いてくれるというわけです。愛車をきれいに乗りたいという人には必須だと思います。
コーティングの効果は、自分で行うDIYタイプのコーティングで1~3ヶ月程度、業者で行うガラスコーティングで1~3年程度(メンテナンスをすれば、5~6年耐久するものも)持続します。
洗車など、普段のお手入れが圧倒的に楽になる
被膜ができて表面に汚れがつきにくくなるので、「丁寧に洗車をして汚れを落とす」という必要性が少なくなります。水をかけるだけで表面上の汚れが落ちるので、洗車時間も少なくなり、お手入れが格段に楽になります。洗剤も使いませんし、節水になるので、非常に環境にも優しいカーライフが送れるということになります。
雨による水ジミがつきにくくなる
コーティング未施工車を雨に濡れたまま放置しておくと、白いシミが付きます(雨染み、イオンデポジットともいいます)。洗車後にしっかりと水分を拭き取らなくてもついてしまう汚れです。
これは、雨水や水道水に含まれるミネラルや、空気中の汚れ・ホコリが混ざった汚れのこと。うろこ状にこびりついてしまい、普通の洗車でも落としにくい汚れです。水滴を放置しておくと、その水滴がレンズの役割を果たして太陽の熱を集め、塗装面を焼けた状態にしてしまうこともあります(ウォータースポット)。
コーティングをすることで、シミが付着することを防げます。
ボディを紫外線・色あせから守る
車の塗装面は、太陽光にさらされると、紫外線の影響で色あせてしまいます。長く乗っている車や中古車を見ると「色がくすんでいるな」「劣化しているな」と感じたことはないでしょうか。あれは、ボディが日焼けをしている状態なのです。
ガラスコーティングは、車を紫外線から守る役割も果たします。ボディ表面に貼られた被膜が紫外線を防ぐので、いつまでも鮮やかな色を維持できるというわけです。
車を売却するときの査定も上がる!
ガラスコーティングを施すことで、車のボディを傷、汚れ、色あせから守ることができます。車をキレイな状態で乗り続けるということは、車の乗り換え時にもメリットがあります。車の状態が良ければ、その分査定額が上る可能性があるのです。
もちろん、走行距離や型式等の影響もありますが、同じ状況であればコーティング者のほうが高く査定が出ます。もしかすると、コーティング代よりも高くプラス査定が出るかもしれません。
実際、コーティングを施されている車は状態がいいので、中古車販売店が買取をした後に、磨き作業や清掃作業をする手間が省けるので、その分高く料金を見積もってくれるのです。
乗っているときにきれいな車で気持ちがいいだけでなく、買い取り時にも付加価値になるので、非常にお得です。
ガラスコーティングがいらないという人の理由
当社としてはガラスコーティングをやらない理由はない、というのが本音ですが、車に対する考え方は人それぞれ。もちろん「ガラスコーティングは不要」と考える人もいます。
そういった人の中には、以下のような考えが根底にあるようです。
ワックスで十分
車を磨く=ワックスという考えが根付いている場合。コーティングより安価で自分で手軽にできるワックスで十分にきれいになっているという人であれば、「ワックスで十分、コーティングは不要」という気持ちになるようです。
しかし、ワックスとコーテイングはそもそもの性質が違うので、一概に比較できません。ワックスは油脂性なので雨に濡れたりするとすぐに落ちてしまいますので、コーテイングより耐久性におとります。
また実は、ワックスできれいになったと感じるのは、傷の部分にもワックス剤を塗り込んでいるからなのです。ワックスを塗れば塗るほど小さい傷が増えていて、ワックスを落とすと全体がボケた印象になってしまいます。それを隠すためにまたワックスを塗る…という悪循環になりがちです。
思ったより効果が得られなかった
効果が得られなかったというのには、「輝き・ツヤに不満がある」「汚れ落ちに不満がある」「耐久性に不満がある」という3つの観点があろうかと思います。
輝きやツヤについては、コーティングの薬剤によって多少の差が出ます。透明感ある輝きを求めるのであれば、ガラスコーティング一択です。特に業者に依頼すると、厚いガラス層を作り出してもらえるので、鏡面のような美しさに仕上がります。
また、いくらコーティングをしているからと言って、何もメンテナンスをしない、例えば洗車をしないまま乗り続けているような状態であれば、もちろん効果は薄れていきます。水洗い洗車でいいので、定期的(最低でも月1回)の洗車をしていれば、想定されている機関の耐久性はあります。
これまでワックスを掛けていた方など、車のボディに細かい傷がある場合は、そのままコーティングをしても思ったような輝きが出ないかもしれません。ワックスと違って、傷を埋めるような役割は弱いからです。その場合は、研磨もできる業者に依頼して、表面を整えてもらった上でコーティングをすると、ツヤ・輝き・耐久性を最高レベルで実感することができます。
料金がかかる
特に業者に依頼するコーティングは、1台につき数万円がかかります。この点から、二の足を踏まれる方が多いようです。しかし、専門店のコーティングは1年以上の耐久期間があります。
・塗り直しは1年に1回、もしくはそれより低い頻度でいいこと
・耐久期間中は、水洗い洗車で簡単に汚れが落ちること
・なにより、車の輝きが段違いなこと
・売却時の査定が上がること
を考えると、車のお手入れにかかる時間やコスト、乗っている間の気持ちよさ等も考えて、決して高くはない料金と言えるのではないでしょうか。
愛車を輝かせるガラスコーティングはお任せください
当社は、ポリマーコーティングはもちろん、特にガラスコーティングに力を入れて施工しています。ガラス被膜とレジン被膜の2層構造が大きな特徴。外側のレジン被膜が汚れから愛車を守り、内側のガラス被膜が車を守りながら、透明感ある艶を生み出します。
また、当店のクリスタルキーパーやダイヤモンドキーパーは、1年に1回など規定の耐久年数ごとに繰り返し施工することで、さらに輝きを増すという特殊性を持っています。再施工の際に、ガラス層をすべて落とすのではなく、レジン層とガラス層の傷んだ部分だけを削り取り、無事なガラス層はそのままにして、その上からコーティングを施します。これにより、コーティングを繰り返すごとに被膜が分厚くなり、美しさが増すのです。
車を美しく保ちたい、コーティングの効果を目でわかるくらい実感したい、という方には、ぜひ当店のコーティングをおすすめします。
また、コーティングを施工した車を適切にメンテナンスすることで、コーティングの効果を最大限に発揮させることができます。コーティング施工車のメンテナンスについては、以下の記事でもご紹介しています。
>カーコーティングした後の洗車方法や頻度は?正しいメンテナンスで輝きを保つコツをプロが伝授!
MONSTER WASHでは、屋内スペースで施工するため、天候に関わらず洗車・コーティング・乾燥の工程をやり遂げることができます。また、品質を担保するため、完全予約制での対応です。
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