カーコーティングした後の洗車方法や頻度は?正しいメンテナンスで輝きを保つコツをプロが伝授!
コーティングと洗車のプロショップ、MONSTER WASH(モンスターウォッシュ)です。
当店で施工しているのは、鏡のような輝きと艶が自慢のキーパーコーティングです。ボディの塗装が美しくなるのはもちろん、傷や汚れといったダメージからも守り、メンテナンスを楽にしてくれるのがコーティングのメリットです。
今回は、コーティングの効果を長持ちさせるという観点からも、「コーティングした車の洗車」についてお話します。
目次
コーティング車の洗車・メンテナンスについてのよくある間違い
あなたは、コーティング車の洗車・メンテナンスについて、以下のように考えたことはありませんか?
・コーティングした車は洗車しなくても綺麗なままを維持できる
・洗車をすると、コーティングにダメージがある
・コーティング車は未施工車より洗車頻度が少なくていい
・洗車の仕上げにワックスを掛けると、コーティングの効果がさらに高まる
・コーティング車は、洗車機を使って洗車するのは絶対にNGだ
実は、これらはすべて間違い。もちろん、どんなコーティングを施工したかにもよってその後のお手入れのレベルや頻度も異なりますが、当社のようにコーティングの専門業者でガラスコーティングを行った場合は、上記いずれも間違った知識ということになります。
正しい知識を持ってコーティング車のメンテナンスを行うことで、「新車以上」とも称されるガラスコーティングならではの美しい状態を維持することができます。
コーティング車にも洗車が必要な理由
ガラスコーティングを行う理由は、車のボディ塗装の外側にコーティングという「被膜」を作ることで、ボディを傷や汚れから守ると同時に、美しい輝きを維持することです。
コーティングは「犠牲被膜」という役目を果たします。車は運転していてもいなくても、常にダメージを受けています。(乗らない間にカバーを掛けていたり、屋内や屋根付きガレージに駐車していれば別ですが、なかなかそういった環境で駐車しておくことは難しいですよね。そもそも、車は乗ってこそ!というお気持ちの方も多いのではと思います)
紫外線、雨、土埃、砂埃、虫の死がい、鳥の糞、黄砂、花粉、鉄粉、ドロ…車は屋外で動くものなので、どうしてもこういった汚れは防げません。しかも、汚れの種類によっては、汚れたままにしておくと車のボディや塗装にダメージを与えてしまうこともあります。
ボディ全体をコーティングすることで、汚れやダメージが塗装にこびりつくことを防いでくれます。もちろんコーティングの層はダメージを受けますが、自らが犠牲になってボディを守ってくれるので、「犠牲被膜」と呼ばれているのです。
犠牲被膜が塗装面へのダメージは防いでくれますが、かといって「お手入れをしなくていい」わけではありません。被膜へのダメージが有ることに変わりはないので、適切なメンテナンスをしていないと、表面上に汚れがこびりついてしまったり、くすんでしまったり、水弾きが悪くなったりします。つまり、コーティングの性能が落ちていく原因になってしまうのです。
コーティングの効果を最大限発揮してもらい、長く輝きを保つためにも、適切に洗車する必要があるのです。
コーティング車の洗車頻度は?
コーティングをしているかしていないかに関わらず、洗車頻度は同じというのが私達のおすすめしている考え方です。車の保管状況は同じなので、汚れの程度は変わらないからです。
車の色や保管方法にもよりますが、1ヶ月に1~2回は洗車をしたいなというのが実際のところです。花粉や黄砂の季節は汚れの都度洗車できるといいですね。
「洗車頻度が変わらないなら、コーティングをするメリットが一つ減りそう」と思われるかもしれませんが、そうではありません。コーティングをすることで、汚れにくい&汚れが落ちやすい状況になります。洗車といっても、カーシャンプーを用意して…という必要はなく、ほとんど水洗いでキレイになります。ですので、「想像以上に楽になった」とおっしゃる方も多いんです。
コーティングした車の洗車頻度については、以下の記事でもご紹介しています。
>カーコーティングをした車を洗車する頻度は?コーティングのプロが教えるメンテナンス法
コーティング車の洗車方法は?
コーティングをすることで、ボディ表面にある凸凹が埋まり、なめらかな状態になります。これにより、「汚れがするっと落ちる」というコーティング車のメリットが際立ちます。
汚れが細かい溝に入り込まない・こびりつかないので、水洗いでも十分綺麗になるのがコーティング車の魅力!砂埃や黄砂などをしっかり水で洗い流して、吸水力の良いクロスでしっかり拭き上げる、というのが基本的なコーティング車の自宅での簡単お手入れの方法です。ポイントは、「しっかり拭き上げる」こと。コーティング車といえど、洗車後の水滴が残っていると、その部分がシミになりやすくなります。特に家庭の水道で洗った場合などは、ミネラル分が多いので輪ジミができやすいのです。せっかくコーティングした美しい状態をキープするためにも、この一手間にはこだわってください。
洗車後の再コーティングやワックスは不要
洗車後に、メンテナンスの一環としてコーティングスプレーやワックスをかけたくなることもあるかもしれません。が、これらは基本的に不要です。専門店のガラスコーティングであれば、耐久期間を考えてあるので、自分で勝手に他の薬剤を使うのはおすすめしません。他の薬剤が被膜に与える可能性もあります。
ワックスは論外で、これは逆にコーティング表面や折角のガラス層に傷をつけることになり、輝きが失われる可能があるので、行わないようにしましょう。
ガラスコーティングを行っているのがボディだけの場合は、ホイールや窓ガラスなど、部分的なコーティング剤使用はOKです。より車の状態を高めることができますよ。
コーティング車の洗車方法については、以下の記事でもご紹介しています。
>コーティング施工車の洗車方法は?プロが教える汚れを落とすメンテナンスまとめ
数ヶ月に一度(数回に一度)はカーシャンプーでスッキリ
完ぺきを求めるのであれば毎回カーシャンプーでの手洗いが望ましいですが、なかなか大変なので、洗車回数を減らしてしまうよりは、手軽な水洗いでも、回数を行うのがおすすめです。
数ヶ月に一度は、コーティングを施工した専門店なので手洗いシャンプーをしてもらい、リセットしてもらうのもいいですよ。(当店は、洗車のみのご依頼も喜んでお受けしています!)
コーティング車でも洗車機が使える?
車好きの人にとっては、洗車機=車に傷がつくという認識があるかもしれません。しかし、何かと忙しい中で、気軽に洗車ができる方法として、洗車機は非常に魅力的です。マンションにお住まいの方など、自宅に洗車設備のない方にとっては、コイン洗車機はなくてはならない存在ですよね。
コーティングの種類によっては、洗車機NGの場合もありますが、当店で施工したキーパーコーティングについては、洗車機OK。実際に洗車機で試しても、傷がないこと、防水機能に問題ないことを実証済みです。
これなら、ガソリン給油ついでに洗車もできるので非常にお手軽ですよ。ただ、洗車機を利用した後もしっかり拭き上げることをお忘れなく。
コーティング車におすすめのメンテナンス「ミネラルオフ」
当店のキーパーコーティングは、1~5年の耐久期間が自慢(種類によって違います)。ですが、どうしてもミネラル成分が付着し、コーティングの表面が覆われてしまいます。
自分での洗車だけでなく、本格的なメンテナンスをしたい…という方におすすめなのが、「ミネラルオフ」です。これは、コーティングの被膜を削ることなく、コーティングの表面についてしまったミネラル分を除去。コーティング直後の輝きが蘇ります。
当店のミネラルオフは、洗車も込みのメンテナンスなので、定期的にご利用いただくのがおすすめ。数ヶ月に一度ご来店いただくだけでも、撥水性能の違いに驚いていただけるはずです!
コーティングは車をきれいに保てる方法ですが、しっかりメンテナンスをしなければ本来の効果を十分に発揮できません。日頃のお手入れにプラスしてメンテナンスを心がければ、耐久年数期間は美しい状態を守ってくれますよ!
コーティング車のお手入れや洗車、メンテナンスでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。